森のひとりごと

2019年8月3日

2019.08.03

 数年ぶりに立山登山をした。昨年生まれて初めて開腹手術をして以来ゴルフを2回しただけで激しい運動を控えていたが、そろそろ再開して良かろうと思い、富士山登山を計画していたのだがお流れになったことは先日書いたとおり。それではということで久しぶりの立山行きとなった次第。雄山神社の宮司さんの懐かしい顔を見れて話しができたことが嬉しかった。せっかく来たのだからということで本当に久しぶりに大汝山のてっぺんにも上ってきた。途中でいろいろな人と話すこともできて良い山行となった。
 そして一の越から雄山山頂までの登山道が見違えるほどに整備されていることに驚いた。しばらく行ってなかったせいで不明にも知らなかったことが恥ずかしい。登りのルートと下りのルートが分離されているので安全性が高まったうえに、三の越までの途中の最大の渋滞個所であった狭い岩の間のルートが登り専用となっていることもあり時間短縮の効果を生んでいる。林野庁や環境省や富山県や山小屋関係者などの山岳登山にかかわる多くの人達の努力のおかげである。もともと視線を落とし足元を見ながら下山するのだけれども今回は不明を恥じつつ特に頭が下がる思いで帰ってきた。
 それにしてもわが身の体力が落ちていることに驚いた。開腹手術をすると筋力が落ちると聞かされていたがこれほどまでに運動不足であったかと猛省した。加齢による影響もあるのだろうけれど…、何度も休みながらの登りであった。情けないなあ。ゆっくりとやっていくしかあるまい…。

 話はまったく変わるけれど、やっとの思いで山から帰宅してみると驚くべきことが起きていた。廊下に置いてあったルンバが勝手に動き回っていたのだ。朝、出かけるときに充電用のコンセントを抜いておいたので充電器とコードを引きずりながら動いていたのである。室温が上がりすぎて誤作動したに違いないのだが、ホラーっぽい現象であった。こんなことで涼しくなるような室温ではなかったけれど…。

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