森のひとりごと

2021年6月14日

2021.06.14

 昨日は富山県水墨美術館で開催中の「小村雪岱スタイル」展を見に行き、今日は富山県美術館で開催中の「ポーラ美術館コレクション展」の鑑賞に行ってきた。どちらも朝9時30分の開館時間前に美術館に赴き、数人の鑑賞客と一緒に縦列で並んでオープンを待っての鑑賞であった。特に今日は朝から雨天だったので、農作業を気にせずに美術館に行くことができた。まさに、忙しい日々の連続だった頃に憧れていた自由人の暮らし方である。
 お洒落をしてコンサートに行ったり、志の輔さんの落語会に行ったり、チョット足を伸ばして美味しいものを食べに行ったり、美術作品の鑑賞に行ったり、人けの少ない時間を選んで社寺仏閣に行ったり、近隣の温泉に足を運んだりしながら自由な時間を楽しむ。畑仕事を楽しみつつ、空いた時間を使って先に述べたような自由な時間をも楽しむことが僕の憧れであった。少しずつそんな時間を持てていることが嬉しくてならない。
 わが家の近くに呉羽ハイツという宿泊施設がある。例えば、午後3時ころに作業が一段落ついたという日に、この呉羽ハイツに行ってのんびりとお風呂に入る。これもまた憧れていた自由な時間の一つである。先ほど呉羽ハイツに行って、12枚つづりの入浴券を買ってきた。歩くと20分ほどでたどり着く距離なのだが、行きは登り坂なので、父が使っていたシニアカーで行くことをもくろんでいる。これなら入浴後に生ビールを二杯くらいは楽しめるじゃないか。身体のためには歩いて行った方が良かろうという声が聞こえてきそうだけれどね…。(不思議なことに、わが家には今、同じ車種のシニアカーが2台ある。何故? 謎解きはいずれ…)
 自由な生き方と言えば、最近知人から原付バイクをもらった。朝食のパンやミルクを近所のコンビニまで買いに行く時には、この原付を使う方がのんびりとした生き方感があってよかろう。それならということで、使用するヘルメットとして、出川哲朗さんの番組「充電させてもらえませんか?」で使われているスイカヘルメットを買った。これもまた自由な生き方? いずれにしても、のんびりとした自由な時間を楽しむことが大切なのだと思う。

何故か2台あるシニアカー

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