森のひとりごと

2021年6月26日

2021.06.27

 昨日、座敷と仏間の雪見障子戸や襖障子を夏用の簾戸に取り換えた。十畳間が二部屋なのでけっこう大変である。新たに出す簾戸は軽くて良いのだけれど、しまう方の雪見障子は重くて大変。特に二間半の長さに四枚で入っている物は幅が広いうえにガラスが大きいので重い。左手の痺れが消えてないので慎重に作業を進めた。毎年のことだけどやれやれである。この部屋にやってくる人は月命日にお参りに来ていただく和尚さんしかいないのだから今年からやめてしまおうかとも考えたのだけど終わってみると気持ちが良い。雰囲気が一変して、夏仕様になる。これが季節感というものだ。加齢に伴ってやがてできなくなる日が来るのだろうけど、その日までは季節感を大切にしていきたいものだ。わが家に日本の夏が到来したということだと独り言ちて缶ビールを飲みほした。まあ、いいか。

座敷から庭を眺む

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