森のひとりごと

2021年11月16日

2021.11.16

 久しぶりに書き込みをする。「週刊ブログ」じゃなくて「月刊ブログ」になってしまっているけど……。

 後味の悪い夢を見た。明日が数学の試験だというのに何の準備もしていないうえにカバンを失くして一生懸命に探し回っているというもの。親しい人も登場していて結構リアルであった。最後には自分が69歳のリタイア人間であることに気付き、心の底からホットする。もう試験に追っかけられる歳じゃないことに安堵しながら再び深い眠りに落ちていったのだけれども…。おそらく、この書き込みをしていないことを心のどこかで気にしていたことや、月末までにエッセイを2題書かなきゃいけないという宿題を持っていることなどが夢につながったのだと思う。
 今日もこれから東京への日帰り出張に出かける。今月初めには博多へも行ってきた。とにかく毎週どこかに出かけなくてはならない。富山にいてのリモート参加のシンポジュームや講演などもある。そういったことの一つ一つは楽しいのだけれども、農作業に遅れが出てきて焦っているのだ。梨の剪定作業を40本やらなきゃいけないのに昨日現在で18本しかできていない。それもかなり横着な作業ぶりなのだ。去年のように朝の6時から畑に出ますかな。
 今日もこの後、呉羽駅まで歩いて「あいの風鉄道」の電車に乗り、富山駅に向かう予定。最近はこういう風に暮らしている。「お出かけ定期券」を使ってバスで出かけることも多い。車も公共交通も使う暮らしをしよう!と言って旗を振ってきたのだから当然と言えば当然。歩くことも楽しい。何よりもいろいろな出会いがある。先日、あることに気付いて嬉しくなった。それはバス停ごとに一人、二人と降りていく女子高校生(国際大学付属高校生と呉羽高校の生徒たち)が、ほぼ全員、降りる際に運転手に向かって小さな声で「有難うございました。」と言っていることだ。もちろん僕も「ありがとう」と言って降りた。いい街じゃないか!彼女たちは時々、試験に追われているのかもしれないけれど…。

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