森のひとりごと

2021年12月17日

2021.12.17

落ち葉の無い梨畑

 梨畑の第一次の剪定作業が終わった後に時間的に余裕ができたので、何本かの若木の枝の誘引作業をした。本当は雪解けを待ってやるべき作業なのだろうけど、やりだしたら面白くなって全部で7本の木の枝を縛ってしまった。明日から北陸地方は雪の予報が出ている。今年の1月みたいな大雪が降ると縛った枝が折れないように雪を落とすことが必要になるかもしれないなあ。調子に乗って7本も縛ったのはやりすぎだったかなと反省している次第。幾つになってもヤチヤチな性向がそうさせてしまう。いやはや。
 昨日までに梨畑の落ち葉の処理を終えることができた。黒星病の葉を放置していると春になってから菌胞子が飛散し、5月頃から幼果実に黒星病が発生する危険性が高まるとのこと。そのために樹園地内や周辺に落ちている葉を熊手などで集め、乗用草刈り機(モア)で葉を粉砕し土中にすき込む作業が必要なのだ。落ち葉を吸引する機械も導入したので今年は徹底した落ち葉処理作業となった。落ち葉が一枚も無いように見える畑を見ては独り悦に入っているここ数日であった。
 そして今日である。もう年内にする農作業が無くなったので、春からずっと世話になったトラクターやスピードスプレーヤー(防除機)などの農機具の清掃をやったのだ。雨が降る中ではあったが、全身雨合羽を身に着けて高速放水するケルヒャーで一年間の汚れを落とした。来週は作業所の中の片づけをしたいと目論んでもいる。お調子者は乗り出すと止まれないということか。身も心も農機具も作業所もすっきりとして新年を迎えることとしよう。

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