森のひとりごと

2022年6月20日

2022.06.20

 毎日、梨畑で作業が続いている。本来なら必要以上に成っているまだ小さな実を間引く摘果作業に追われている時期なのだが、今年は毎日、黒星病に侵された実や葉の除去に終始しているのだ。黒星病、葉や葉の軸、果実などに、黒色すす状の病斑を生じ、落葉、落果、さらには裂果を引き起こす厄介な菌害である。侵された葉や実を放置していると胞子が拡散して伝染することになるので、とにかく病斑を見つけたら除去して畑の外に出し、地中深く埋めるか、焼却処分をするしかないのだ。菌は風に乗って遠くまでも拡散するので被害は自分の畑にとどまらない。したがって生産者は毎日畑を回って病斑を見つけたら除去するという作業に追われているのだ。去年から梨の栽培作業に取組んでいる新米としては周囲の畑に迷惑が及ばないようにと時間を惜しんで畑を回っている。一日中、上を見上げて目を凝らしているので首や肩が痛み、目も疲れているのだが頑張るしかない。菌の拡散を予防するための消毒防除作業も頻繁だ。明日の朝も冒頭の写真の防除機を使って消毒作業だ。空気清浄装置付きのヘルメットをかぶり全身防御服のようないでたちで汗だくになりながら、しかし、楽しみながら頑張るぞ。

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