平成20年8月5日

 今年も職員採用試験の二次面接が始まった。昨日から明日までの3日間の日程で、全部で78人の若者を面接することになる。最近の受験生の殆んどが公務員試験のための予備校や大学での専門コースを受講しており、回答にそつがない。逆に言うと、みんなが同じような意見を述べ、同じような回答をするということであり、個性が感じられないのである。可もなく不可もなくという若者ばかりなのだ。もっと強烈な個性や自己主張が欲しいと思う。彼らにしてみると親のような年齢の者から質問されるのだから緊張が先に立ち、本来の個性を出せないということもあるのかもしれない。なるべく本音を聞きたいと思ってくだけた話題も出すのだけれど、なかなか乗ってこない。よそ行きの意見よりも本音をぶつけて欲しいのだ。そう思っているのだが、驚くような個性の持ち主にはなかなか出会えない。そもそも今時の若者には破天荒で型破りなタイプがいないのかも知れないなあ。
 もっとも僕の中に過度な期待がありすぎるということかもしれない。考えてみれば、みんなしっかりした若者たちじゃないか。なによりも溢れる若さがまぶしい。あれこれと不満を感じたり、型破りな魅力が欲しいと感じたりしている僕の心理の根底にあるものは若さに対する妬みなのかもしれないぞ。いよいよ意地悪爺さん化してきたということか。全ては加齢のなせる業か。午後からは彼らの若さを吸収する思いで面接を続けよう。しかしなあ、殆んどの受験者が娘の年齢かそれより下という世代の若者であることを思えば複雑な心境になる。来週の13日は誕生日じゃないか。また齢を重ねて、いよいよ56歳になる。今年の誕生日は黒部五郎岳で迎えることになりそう。2年前のように、ちょうど正午に山頂でハッピーバースデーの乾杯ができたら良いのだが…。

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