平成28年9月30日

 この1ヵ月間、議会のあまりの体たらくにコメントする気も無く過ごしてきた。このブログの書き込みでその話題に触れたいと何度も思ったが、その都度事態が動き、議会が自己崩壊していく様を見せられて、言葉を失くしてきた。あまりの馬鹿馬鹿しさに腹が立つことさえなくなってしまった。どこか遠い世界に行きたい気分である。いろんなことに煩わされることのない静かな世界に身を置きたい気分だ。程度の悪い嫌なニュースを毎日聞かされるよりも、そんなことと関わりのない空間に身を置きたい気分だ。真面目に考えてみますかな…。

 さて、昨日の出張に際して気付かされた小さなエピソードを披露してみたい。朝の富山駅でホームに急ぐ僕の耳に賑やかな女性の声が届いてきた。見ると二十歳前後と思しき2人連れであった。2人のうちの1人の声がちょっとだけ大きくて会話の内容が前を歩く僕に筒抜けなのであった。大声で騒ぐ中国人のグループほどにうるさい訳ではない。酔っぱらって大声で会話をするオジサンたちの恥態とも違う。うまく言えないのだけれども、チョットだけ音量が大きいのである。彼女に声が大きいという意識が無いことは見ていて良く分かる。会話の内容が聞き取れて困ったと僕が思っていることには気づかないまま、恥ずかしいほどのプライベート話しを友人間でしゃべり続けるのであった。
 駅のホームや店舗の中などオープンな空間で会話する場合、普通は2人なら2人の間で聞こえる程度のささやきやひそひそ声で話すものだ。周りの人の迷惑にならないようにという配慮に加えて、何よりもプライベートな会話の秘匿性を意識して話しているはずだ。ところが、昨日出会った女性はそんなことはお構いなしにチョットだけ大きな声で話し続けていたのだった。そして夕刻、今度は東京で、電車の中で同じような状況に遭遇したのである。学生と思しき若い女性2人がこの数日間の自らの貧困な食生活について赤裸々に語り始めたのだった。彼女たちの会話を聞きたいと思っている訳じゃないのだけれども、申し訳ないほどにこちらの耳に入ってくるのである。恥じらいや慎みやたしなみや奥ゆかしさや気品やといった、僕が女性に対して期待しているある種のあり様を音を立てて壊してしまうような、彼女たちの力強い声の出し方のシワザであった。何ともはや…。
 電車の中での話し方、エレベーターの中での会話、歩きながらのやり取り、それぞれの状況の中で僕らは音量の加減を図っているのだと思う。みっともなくならないように、下品にならないように、周囲の迷惑にならないように、その時の空気を尊重しながら、周囲のためのある種の加減を意識しているのだ。最近の世相の中で、この加減が図られていないケースが散見されるのではなかろうか。いつも大音量が響くヘッドセットを耳にしているからおかしくなっているのかも知れない。それとも最近の若者に難聴の人が増えているのだろうか。まさかそんなことはあるまい。僕は思う。ちょうど良いという加減を図れない人が増えている状況に注意すべきだと。加減を図ること、それは生きていく上での一つの社会との処し方であり、それが大切なのだと思う。そう思うと、クレームを声高で叫ぶ人たちの中にこそ、あるべき加減の分からない人が多いのではないのかと心配させられる。ひょっとしたら今の時代は、みんながあるべき加減を図れないでいるのではなかろうか。そのことの危うさを感じてしまう。適当な加減を理解しない、刺々しい社会。危うい漂流の社会にならなければ良いのだが。(若い女性の声がチョットうるさかったからと言って、社会の漂流にまで結びつけることこそ加減を知らない論調じゃないのか。いい加減にしろ!!)

平成28年9月8日

 リオ・オリンピックの柔道女子70s級、レスリング女子48s級において、それぞれ金メダルを獲得された田知本遥選手、登坂絵莉選手のお二人に対し改めてその偉業を讃えるとともに心からのお祝いを申し上げる。おめでとうございます。あなたたちが県民に、なかでも次代を担う若い世代に与えた感動や刺激は計り知れないものがあると思う。今後も一層の精進を重ねられ更なる活躍をされることを期待します。県がその栄誉を称え県民栄誉賞を贈呈することは当然であり、この機会に改めて心からの祝意を表したいと思う。
 過日、県からその贈呈式や祝賀パレード、さらには祝賀会の開催の案内をいただいた。その期日は今月の12日となっている。ところがその日はリオ・パラリンピック競技大会のボッチャ競技の団体戦の決勝の日なのである。この競技には県民である藤井友里子さんが出場することとなっている。彼女は今年の6月にポルトガルで行われた国際大会で団体戦優勝の快挙を遂げている。前回のロンドンパラリンピックでも個人戦11位、団体戦7位という成績をあげているのだ。したがって今回のリオにおいてもメダルを獲得する可能性が充分にあるのである。また、彼女の他にもバスケットボール競技に県人の宮島徹也さんも出場する。彼もまた3度目のパラリンピック出場である。だとすれば、パラリンピックの結果を待ってからの県民栄誉賞の祝賀会でも良かったのではなかったのかと僕は思うのだが…。ひょっとして、今回の祝賀会を企画した責任者が、藤井さんや宮島さんのメダルはありえないだろうと予想した結果なのだろうか…?。今から競技に臨もうとして集中しているであろう競技者である2人の戦意に影響しなければ良いのだが…。
 仮に藤井さんもメダリストになった場合に、オリンピックのメダリストとパラリンピックのメダリストがそろった形での祝賀会となったならばなお一層県民に感動を与えることになるのではないかと思う。先のお二人に対する祝賀の行事に異論は無いし、水を差す気も無い。今回はオリンピックのための祝賀会なのであり、パラリンピックの結果によってはもう一度祝賀行事をするというのならそれはそれでいいことではあるのだが…。それはそうなのだが、ボッチャ競技のすべての日程が終わるのが今月の16日なのだから、もう4、5日祝賀会を遅らせることはできなかったのだろうかと思わされてならない。大切なことは今から真剣勝負の試合に臨む競技者に対する敬意の問題だと思う。その敬意をベースにおいて企画をするならば、オリンピックとパラリンピックという二つの競技会の終了を待ってから、すべての競技者に対する敬意を込めて偉業を達成したアスリートを讃える機会を作るべきではないかと思う。2020の東京オリンピックのコンセプトでは特に強く「オリ・パラ」と強調されている。オリンピックとパラリンピックの両方に同じ意義があるということだ。僕は本会議の日程と重なっていることから祝賀会への出席はできない。競技者への気遣いもある。二人のゴールド・メダリストに対し礼を失することにならなきゃ良いのだが…。お二人やその関係の皆様にはなにとぞご寛恕ください。
 おそらく多くの県民が、なかでもハンディキャップを持つ多くの人たちが藤井さんたちの活躍を強く願っていると思う。僕も彼らの健闘を願いエールを送ることとしたい。結果にこだわらず、平常心で悔いのない戦いをしてください。満面の笑顔での凱旋を待っています。頑張れ!!

平成28年9月6日

 市議会の政務活動費の問題がさらに拡がっている。あまりの程度の悪さに驚くばかりだ。9月1日の記者会見でも述べたが、まさに語るに足りずである。論評する気にもならない。9月定例会はいったいどうなるのやら?。

 ここからはプライベートな話題。
 昨日長女が婚姻届を出した。結婚披露宴は11月の予定だが、どうしても9月5日に届けを出したかったのだとか。若い2人なりの事情があるのだろう。朝の11時過ぎに証人欄に署名が欲しいと2人して執務室にやって来た。それから市民課の窓口に行き無事に届け出が終わったとのこと。晴れて新米夫婦の出来上がり。良かった。良かった。僕としてもすごく嬉しい。本当に嬉しい。娘の成長ということを今さらながらに実感させられた。朗らかで明るくてかつ堂々とした二人の家庭を築いていって欲しいと思う。まずは応援のエールを送ろう。頑張れ。
 帰宅して直ぐに仏壇の前に座って報告を。この5年間のあれこれを思い出して目を閉じた。その後は次女と二人でゆっくりと夕食をとった。次女が「おやすみ!」と言って自室に向かって行ってから新しいワインを開けた。飲みながら、何となくの気分で「Kramer vs Kramer」のDVDを久しぶりに見た。7歳の子供をケアしたクレーマーの大変さと、すでに成人していた二人の娘との僕の5年間の時間はまったく異質のものではあるが、妻であり母であった構成員のいない家族のあり様を思い、この5年間の間で娘たちとぶつかってしまったあれこれを反省し、この日だからこそと思って子供たちが小さかった時代を思い出していた。家族の歴史に思いをはせていたのである。一つの節目を迎えることができたことに感謝である。今までも、このブログの中で娘に春が来る日は何時かと何度か書いたことがあるが、初秋に春を迎えたということか。良い1日になったと思う。そして今日。今夜も3人で夕餉のときを持てた。こんな日がもっと増えたら良いのだけれども…。まだしばらくは長女も家にいるのだから何とかして次女を含めた3人での時間を増やしたいと思う。
 最近、娘たちの様子から、母がいてくれたらなあと感じているのではないかと思わされることがよくある。僕には埋めてやれない母の力や助けを求めているのだろう。寂しくても辛くても何とか切り抜けて欲しいとしか言いようがない。姉妹で仲良く助け合って生きて行って欲しい。無理することなく精一杯に頑張れ!!父はだまって見守ることしかできないけれど…。


 
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