2020年9月3日
コロナ禍の影響でまったく出張がなくなって数か月が経つが、数日前に久しぶりに東京に出かけた。東京駅の自由通路の人の流れが少ないことに驚き、丸の内北口のタクシー乗り場に客待ちのタクシーがたくさんいることにも驚いた。驚きながらも予定通り財務省などに地方のインフラ整備が停滞しないようにお願いする要望に赴いた。財務省で要望書を手交させてもらった際にもっと驚くことが起きた。早速内容の説明をしようとしたところ、相手の方から「写真を撮らなくていいんですか?」と聞かれたからである。要望活動の都度、写真を撮って記録として残したり、新聞社などに提供して要望活動の記事を掲載してもらったりしている要望者が如何に多いかということを物語っている。僕の場合、全国市長会や北信越市長会などの要望団の一員として要望した場合に写真を撮ったことはあるものの、富山市としての要望活動で要望先の方と写真を撮るということをして来なかったので驚いたという次第。パフォーマンスに走らず、粛々と要望活動をしてきたけれど、それでいいのだと思っている。それが僕らのスタイルなのだから。