森のひとりごと

2025年1月17日

2025.01.17

今日は1月17日、阪神淡路大震災の発生した日である。あの日から30年。あの日は早朝からテレビにくぎ付けとなっていた。昨日、ツレアイとテレビで関連する番組を見ていたのだが、僕が当時は42歳だったと言うと、ツレアイは中学一年生だったと言って僕を驚かせた。年齢が29歳違うことはもちろん分かっているし、ときどきジェネレーション・ギャップを感じることもあるけれど、僕が42歳の時に中学一年とはね。まだ子供じゃないか。日頃は意識していない年齢差を突き付けられたようでしばらく絶句してしまった。95歳くらいまでは元気で暮らしていこうと勝手に計画している自分としては、サミュエル・ウルマンが言うように今は青春真っ盛りだと思っていたのだが既に老体であることを再確認させられた。せめて顔をあげて明るく生きていくこととしよう。
 そう決意したばかりなのにショッキングなことが起きた。郵便局の配達の人が留守だったわが家に何度か来てくれていたことはインターホン・カメラの記録で分かっていた。やがてもう一度訪ねてくれたので、「何度も申し訳なかったね。」などと言いながら出てみると、「代引きです。」と言う。ツレアイが何か注文したのだろうと代金5,998円を払って品物を受け取った。帰宅したツレアイにも心当たりがないと言う。ツレアイが発送者である「株式会社 クロスウィン」をネットで調べてくれたが、注文していないサプリを勝手に送って代引きで料金をせしめる代引き詐欺の常習会社であることが分かった。5,998円を取り戻すために送り返したり、クレームを言ったりしても「あなたは納得して代金を払ったのでは?」などと言うに違いない。錯誤を理由に返金しろと要求しても応じることはあるまい。この詐欺商法のポイントは被害額が5,998円という点にある。手間をかけて取り戻そうとするよりもあきらめる人が多いからである。ネットによれば、一年くらいするとまた送りつけてくるらしい。留守宅に何度も足を運んでくれている郵便局の人には悪いけれど、受取拒否をするしかない。せめてこのブログを読んだ人が被害にあわないことを願って送られてきた物の写真をアップしておきます。程度の悪い会社の本店などを拡大して確認してください。ゆめゆめ被害にあわないようにしてください。

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