2021年1月7日
明けましておめでとうございます。コロナ禍が続く中での新年の幕開け。はたしてどんな年になるのやら。不安と期待が入り混じる。とにかく自分ができることに集中することしかない。気合を入れていこう。
三が日はダラダラとワインを飲みながらテレビをみて過ごした。そのうちに、どの局だったのかは分からないけれど新番組の紹介に触れた。その番組のタイトルは「その女、ジルバ」というもの。そのタイトルを耳にして、えーっと声に出して驚いてしまった。どう考えてもギリシャの作家、ニコス・カザンザキスの作品「その男、ゾルバ」のパロディか引用じゃないか。どうも内容に類似性はなく単にタイトルが似ているだけのことらしいが、プロデューサーか放送作家かが「その男、ゾルバ」を知っていて引用したものと思われる。「その男、ゾルバ」を知っている人に出会ったことのない僕としては意味もなく嬉しい。へぇー「その男、ゾルバ」をもじって「その女、ジルバ」とはねえ。すごく上質でお洒落な遊びごころだと思う。やられたなあ!という感じ。こんな感性を無くさないようにしなくちゃ。(「その男、ゾルバ」を知らない人には「その女、ジルバ」の遊びごころが通じないことが残念ではあるけれど…。)
今年もよろしくお願いします。