2023年3月4日
名刺の写真である。それも三枚も。使っている梨の写真は三枚とも同じなのだが、それぞれ僕の肩書きが違っている。それにご注目願いたい。
一番左はおととし、梨の栽培作業を初めて最初に作ったモノ。肩書は「果樹手伝い」となっているうえに(見習い)という但し書きまでついている。取り組み始めた時のものなのだから当然であろう。実はこの写真は試作品の手作りのものであり、この後に同じようなものを専門家にデザインしてもらい使っていたのだが、わが家のどこを探してもその名刺が出てこない。おそらく使い切ってしまったのだろうなあ。どなたか手元に持っていらっしゃる人がいたなら頂くことができないでしょうか。お願いします。
二枚目のモノは昨年から使ってきたもの。一昨年の梨生産の収支が減価償却前のキャッシュベースで8,600円の赤字だったので肩書を梨栽培業とか梨農家とはとても名乗れないので単純な「梨栽培」となった次第だ。
三枚目は出来上がってきたばかりの最新作だ。二枚目のモノの在庫がそろそろ尽きそうになってきたので改めて作ることとした。昨年一年間の収支が減価償却後でも若干の黒字になったので、生意気にも肩書を「梨栽培者」としてみた。ちょっとだけ仕事の名刺のようになってきた。いつの日か「梨栽培農家」などという肩書を使える日を夢見て今年も一年間頑張っていきたいと思う。今は剪定と枝の誘引作業を終えたところ。毎日、毎日やるべき作業が続いていく。楽しみながら作業をするステージを持てていることが嬉しい。ある意味、幸せな環境である。両親に改めて感謝。感謝。
(当たり前のことですが、ブログ上で披露した写真のモノは住所や℡番号、メールアドレスなどを白消ししてあります。念のため。)