2022年2月25日
この数日間の大雪の中、除雪もしないでベッドの上で読書ばかりしていた。実は22日の早朝から入院しているからである。何があったのか?
19日から21日の午前にかけて吹雪の時間帯であっても頑張って梨の剪定と誘引作業をしていた。今月は県外への出張の日が多くて、作業のペースが遅れ気味であり少しばかり焦ってもいた。ところが21日の午後の会議を終え帰宅後に夕御飯の準備を始めると激しい吐き気に襲われ大量に吐いてしまった。一晩、一切の飲食をしないで唸りながら夜を明かし、22日の朝病院に駆け込むと腸閉塞の診断であった。もっとも腹腔鏡や内視鏡で処置するほどではないとのドクターの判断から絶食絶飲の生活となってしまった。幸い昨日から水を飲むことができるようになったものの流動食の摂取さえできていない。数年前にもこの病気で入院したことがあるが気をつけないと繰り返す傾向があるらしい。どうもあまり消化の良くない脂質の高いものを急いで食べたりすると腸が詰まってしまうという現象のようだ。僕は若い頃から食べるのが早すぎるからもっとゆっくりと食べるようにという注意をよくされてきた。それが加齢に伴いこういう形で作用するようになってきたということだろう。すべては自分自身の悪しき生活態度からきている。そのうえに無理して雪の中で作業をして身体を冷やしてしまったことも影響しているのかも知れない。どうも食べ方と言い、働き方と言い、良い加減というものを知らないところに根本の原因があるらしい。若い頃には乗り切れた無理がきかなくなったということだ。今度ばかりは身に沁みた。猛省しきりである。
結果として多くの方に迷惑を掛けてしまった。お詫びします。もう数日間の入院になりそうだが、しっかり回復させたいと思っている。3月3日に国土交通省で会議があるのだけれどもリモートでの出席も選択肢だと思っている。自重、自重。
今後は消化の良い食べ物を中心に摂取し、それも良く咀嚼して時間をかけてゆっくりと食事を楽しむという事を意識しなければならない。今までのようなヤチヤチな食べ方(富山の人でも分からない人がいるかも?)では数年後にまた発症という事になりかねないからだ。気を付けなきゃな。何処かで飲食中の僕を見かけた場合には食べ急ぐなと注意してやったください。お願いします。
話は変わるが、面白いエピソードを一題。
数週間前に最寄りの呉羽駅から自宅まで歩いて帰宅した際に、後ろからヒタヒたという静かな音と一緒に歩いていらした同じ電車で降りたご婦人に追い越されてしまった。僕よりも年長に思える145㎝ほどの身長の小さなご婦人にあっという間に追い越され、そしてその後に頑張っても追いつくことができなかったのだった。先週の金曜日の朝、今度は自宅から呉羽駅に歩いたとき、今度は僕よりは若かったけれどやはり小さなご婦人に追い越されてしまったのだった。なるべく公共交通を使って移動し、バス停や駅までは歩くことにしようとしていることは良いのだろうけど、実のところ僕の歩き方はあまり程度の良いものでないという事なのだろうなあ。ただ歩けば良いという事じゃなくもっとさっさと歩くことから始めなくてはなるまい。僕は小さい頃から走るのが遅かった。おそらく歩くことも遅かったのだろうなあ。思えば同級生の女子で小さいのに歩くのがすごく早い子がいたなあ。歩幅よりも回転の問題なのだろう。もっとも登山をするときには同行の者からしばしば「あんたの歩き方は早すぎるよ。」と注意されていたのだけれども…。これからは食べるのはゆっくり、歩くのは早く、を心がけていくこととしよう。