森のひとりごと

2021年6月6日

2021.06.06

 僕と娘たちは年に数回天ぷら店、「〇米」に行っていた。あるときに「〇米」が閉店して以来行き場がなくて困っている。ある人が掛尾の方にある、同じ「〇米」という名前の店に行ったらどうかと勧めてくれたので一度だけ行ってみた。美味しい店だし、店主や女将さんの人柄も良くていい店だと思った。それでも呉羽から公共交通を使って行くには行きにくく二度目の足が出ていない。そんなこんなで時どき天ぷらが食べたくなるものの何処にも行けず困っているのである。
 しょっちゅう東京に出かけていた頃は、かつて「天ぷら山の上」で料理長をなさっていた方から紹介されたお店に足を運んでいた。もちろん「山の上」の何店舗かにも行ったが、麹町の「天真」や新橋の「逢坂」などを紹介してもらい何度も通った(ただし、娘たちには内緒で)。 その「逢坂」の店主から金沢のすし店「小松弥助」を紹介してほしいと頼まれ、予約してあげると先般お礼の電話があった。これでなじみ客として評価してもらえるのかなと思うものの、コロナ禍で足を運ぶことが難しい。
 富山で通いやすい店が見つからず、東京のお店にも行けないという状態が続いているのだ。別に天ぷらを食べなくても不都合はないので本当に困っているわけではないのだけれど、時どき食べたくなる。昨日もそんな日で、思い切って自分で天ぷらもどきを揚げてみた。今まで、素揚げを揚げたことはあるものの、天ぷらは大変だろうと距離を置いていたのだが、大変便利な天ぷら粉があることを知り、挑戦してみたという次第。数年前に買ったものの、一度も使ったことのなかった天ぷら鍋を出してきて大挑戦ということになった。なんでもやってみればそれなりにうまくいくもので、大変に美味しい上出来の結果となり大満足の夕餉であった。野菜とタコを揚げてみてのだが本当に美味しかった。長々と駄文を綴ってきたけど、ちょっとした自慢話でした。はたして海老やキスを揚げれる日は来るのだろうか。乞う、ご期待。

自慢の野菜とタコの天ぷら

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