森のひとりごと

2024年3月6日

2024.03.06

 母がお世話になっている老人保健施設から「3月のお誕生会」のお知らせが届いた。母は3月27日が誕生日であり、満96歳になる。この施設に入所している3月生まれの利用者の合同誕生会の案内なのであった。案内と言っても、その誕生会に参加しませんかというお誘いではなく、家族からのお祝いメッセージを寄せてほしいというお知らせであった。毎年この案内をもらいながらも、メッセージを書こうという気になれず、娘たちからお祖母ちゃんへのメッセージとなっていた。ところが今年は手にした案内文を見て少しだけ心が動き、なんでもいいから書いてみようかという気になった。子供の頃から家族間で顔を見ながら挨拶をするなどということの少ない家庭であっただけに気恥ずかしさが先に来るけれど、僕も8月には72歳になるという齢になってみると素直な気持ちになって書いてみることとした。この歳になると、茨木のり子さんが「あと何回桜を見れるのだろうか」と書いたように、はたしてあと何回この機会が来るのやらという心境になる。母には97歳と11か月で亡くなった父を超えて三桁を目指してほしい。そしてそれが僕の目標になるのだ。(ちなみに初めて書いたメッセージは次のとおり。)

誕生日、おめでとう。
梨の花芽も少しづつ緩んできました。
4月の初めには開花するでしょう。
今年も頑張って、甘くて美味しい梨を作りたいと思います。
楽しみにしていてください。

いつまでも元気で。

雅志

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