森のひとりごと

2021年4月30日

2021.04.30

 退任した翌日から温泉でのんびりしてきた。その後も事務引継ぎのために役所に行ったりしてなんとなく予定のある日が続いた。ところが今日は全く予定のない平日となった。クリーニング店に行ったり食材の買い物に行ったりした後、家で片付けものをする。いよいよ毎日が日曜日という生活が始まるのだな !ということを実感させられる。一人で昼食を摂り、コンビニまでカフェラテを買いに行く。なぜか急にチョコレートが食べたくなり、「チョコレート効果」なるネーミングのお菓子を買う。僕は若い頃から菓子類をほとんど食べない。スイーツも食べない。それが今日に限ってチョコを買うなんて、驚きである。毎日が日曜日だとこういう変化が起きるということなのか。意識下の緊張感が弛緩してダラダラになっているということだ。のんびりやっていくさ。

 ところで、中学校の真ん前にある本屋で聞き捨てにできない話を聞いた。教師が生徒に対して本屋に行くなと指導しているらしいとのこと。万引きその他が起きることを恐れてのことだと思うが、聞き捨てにできないと思った。読書は人間形成の基礎である。多感な中学生だからこそ読書を勧めなくてはならない。書店で自ら書籍を選び購入することは本好きな少年少女を育てる最初の一歩だと僕は思う。教師が生徒に対して書店に行くことを禁じるなどということはあってはならないことだと思うのだが…。まずはそういう指導がなされているのかどうかの確認が必要だな。

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