やりました。思い切って短髪にしました。数か月間オールバックにしていたのでハードジェルのお世話になっていたのだが、もう整髪剤もいらない。何とか前頭部の浸食が止まれば良いのだが。しばらくは「また髪型変えたのか?」の声を聞くことになるけれど…。冒頭の写真と前回のブログの写真を見比べれば、少し若くなったように感じるのは自分のひいき目ということかと思うが、それで良しとしよう。

　その短髪頭で昨日は富山駅の自由通路で開催されていたクッチーナ・イタリアーナと銘打った食とワインの行事に出かけた。何人かの人とワイワイやりながらワインを楽しんでいたのだが、やがて驚くべき事態が発生した。隣のテーブルの、しかも僕と背中合わせに座っていた女性が声をかけてくれたのだ。驚くべきこととは、何とその女性が2018年に僕がチリのサンチアゴで講演した後に会場で話しかけてくれた女性だったのだ。当時青年海外協力隊の一員として現地で働いていた女性が富山市長が講演すると聞きつけわざわざ足を運んでくれていたのだった。彼女はなんと富山市出身で僕の高校の後輩であった。その女性が偶然にも背中合わせの位置でワインを楽しんでいたという次第。声をかけてもらったおかげで再開を喜び合うことができたのだ。海外で富山市民の方から声をかけてもらうことがそれだけで嬉しいことなのに数年後にその人と再会できるとはね。こういうのを人の縁というのだろうなあ。長く生きているといろんな出会いがあるということか。もっと長生きしたいと思わされた。