森のひとりごと

2024年10月22日

2024.10.22

 20日の日曜日と21日の月曜日の2日間、数十年ぶりに上高地に行ってきた。初日の午後からは雲が低く垂れ込めていたけれど、それ以外の時間は絶好の日よりに恵まれ絶景に酔いしれることとなった。(冒頭の写真は昨日の上高地で撮ったもの) そもそも、何故突然の上高地行きとなったのか? いつかは行ってみたいと話していたことを受けてツレアイが上高地帝国ホテルの予約キャンセル待ちに申し込んでいたところ、思わぬ幸運で予約ができたという次第。ラッキーな秋と言える。何でもダメもとで申し込んでみるもんだなと思い知らされた。散策中には何人かの人に声をかけられて驚かされたのだが、富山発のバスツアーで訪れていた人たちであった。
 握手を求められた際には喜んで応じていたものの、選挙戦真っただ中なのにのんびりと紅葉狩りをしていていいのかと訝しく思われているのではないかと勝手に想像して面白かった。僕が市長をやめてからもう3年半になる。ある意味、賞味期限が切れているのである。生臭い世界から距離を置いてのんびりと生きていきたい梨栽培者なので、選挙期間中にもかかわらず観光に浸れることがそれを物語っている。実際にどこからも誰からも選挙についての声掛けはなく有難いと思っている。鮮度の落ちたままで、いや枯れた味わいを発揮しながら暮らしていきたいと思っている。それでも、選挙で声をからしている人たちには頑張れ!と声をかけておこう。

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