昨日は大変な一日であった。ある大学院大学から依頼され、日本橋高島屋の隣のビルで18:30～20:30までの間、講義と質疑応答をするという予定があった。その時間設定だと宿泊するしかなく、都市センターホテルに部屋を予約していた。余裕をもって移動しようという考えから、あらかじめ14:10富山駅発のかがやきのチケットを買っていた。昼食を食べながら見るとはなくテレビをつけていると、日暮里駅付近で東北新幹線の「はやぶさ・こまち21号」が連結部分が外れて停止してしまい、その影響で北陸新幹線が長野～東京間で運行停止しているとの報道があった。急いで富山駅に向かったが、予想通りに大変な人で込み合っていて、みどりの窓口には長蛇の列ができていた。復旧のめどがたっていないという説明があったので、敦賀に向かいサンダーバードで京都まで行きそこでのぞみに乗ることとし、JR指定席券売機の列に並んだ。「つるぎ」、「サンダーバード」、「のぞみ」と乗り継ぐ指定席については操作が分かったものの、「富山～京都～東京」という乗車券を買うのに操作の仕方が分からず苦労をして後ろに並んでいる人をイラつかせたものの何とかゲット。順調にいけば東京駅着が18:25頃で、会場に急げば10分程度の遅刻で済むはずだ考えながらつるぎに乗り込むと、出発が15分遅れだとのアナウンス。それでもサンダーバードは乗り換えのために待っていることも告げられた。その部分の英語のアナウンスがないために隣にいた白人の夫婦が不安そうな顔を見せていた。かわいそうに思い、乗り換えができることと僕もそれに乗ることを告げると喜んでくれた。それは良いとしても、だからと言ってのぞみまでもが待っているはずがないのでデッキに出て30分程度遅刻する旨を電話。女性の車掌が通りかかったので京都駅で新幹線に乗り換えるための最短ルートを尋ねる。山科あたりからデッキで体勢を作り、京都につきドアが開くやいなや全速力で走った。なんと3分で乗り換えることができた。なんやかんやで19:00に会場入り。迷惑をかけたことを詫びつつ気合を込めて1時間話し、質疑応答を1時間こなした。その時間までアルコールを飲んでいないという夜は久しぶりのことであった。ホテルにチェックインし、コンビニでワインなどを仕入れて読書しながらチビチビと呑み、やがて泥のように眠りに落ちたという次第。先日の日曜日はたこ焼きのための小旅行。そして今回は新幹線による周遊旅行。小さな声で言いますが…、明日は富山空港発の一便で熊本に向かいます。いやはや何をしているのやら。