森のひとりごと

2022年11月17日

2022.11.17

過日、近所の親戚から柚子の実を大量にもらった。毎年のようにもらっているのだけれども思い出したようにお風呂に一つ、二つと浮かべるだけで、正直、扱いに困っていた。今年は思いがけず、脱衣の空間に入っただけで柚子の香りを楽しむこととなった。妻が、5、6個の柚子を半分に切ってネット状のものに入れたうえで湯船に浮かべてくれていたのである。お蔭で、久しぶりに柚子の香につつまれてゆっくりとお風呂に浸かることとなった。そのまま浮かべていただけの僕のやり方では香りを楽しめないのは当たり前である。何事も一手間が大事ということだ。さて、昨年の春に苗木を買ってきて空き地に植えたわが家の柚子は順調に育ち、背丈は当初の倍くらいになっている。もちろん実をつけるにはまだまだである。この苗が育ち、実をつける日まで元気で生きていこうとの願いで植えたことを忘れずに成長を見守っていこう。あらためて、前向きな気持ちにさせてくれる柚子湯の香であった。ありがたい。妻にも感謝。

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