森のひとりごと

2024年6月3日

2024.06.03

 過日、民泊の届け出を済ましたと本欄に書いた。まだ具体的な営業は開始していないけれど、慌てずに準備を進めていくつもり。そのこと自体がたのしみな作業となる。さる日曜日には玄関と壁面に看板を取り付けた。前面の通りを通る人からは「なんのお店ができたのだろうか?」と訝しがられるに違いない。あるいは「あいつはまた馬鹿なことを始めたのか?」とあきれられるかも知れない。それもまた楽しみなことなのだ。
 さて、看板にはイタリア語で「La Casa Dei Peri」と書かれている。La Casaは「家」のことでi Periは梨の木のこと。その二つの単語を英語でofにあたるDiでつないでいるのだ。全体で「梨の木の家」という意味である。梨の木で作られているわけではないけれど、梨畑の中の家と受け取ってもらえるとありがたい。(梨の木を意味するイタリア語Peroの複数形がPeri)
 また、Alloggio privatoは「個人の宿泊施設」、つまり民泊の意である。
 白をベースにしたお洒落なデザインになったと自己満足している。エスプレッソを作ることのできるコーヒーメーカーなども揃えていかなくてはならない。ベッドサイドのテーブルも必要。繰り返しになるけれど、楽しみながら準備を進めていきたい。ままごと遊びをしている子供の様な心持である。予約を受けるにはまだまだ時間が必要ではあるけれど。まあ、いいさ。

(壁面の看板)

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