森のひとりごと

2023年9月25日

2023.09.25

9月22日から24日まで宇都宮、日光に行ってきた。22日、23日に開催された第18回日本モビリティ・マネジメント会議のシンポジュームに参加するためである。もちろん、8月26日に運行開始したばかりの宇都宮ライトラインに乗車することも目的の一つであった。週末といううこともあってか、宇都宮駅東口のライトラインの乗車ホームは大変な人ごみとなっていた。車内も立って乗車している人も含めて満員状態であった。静音な運行状態や乗り心地は富山ライトレールと同じだと感じたものの運行距離が長くて停車駅も多いので公共交通としての価値は先行した富山のモノより可能性が高いと感じた。ひっそりと乗っていたつもりでいたが京都大学の藤井 聡先生に出会うは、札幌市で出会った研究者に話しかけられるは、東京大学中村文彦先生を見かけるは、最後は僕の席の隣で立って富山市の路面電車の評価について話している二人連れの話に参加してしまった。いやはや。
 報道によると、路上を走る自動車とライトラインの車両との接触事故が多発しているとのことだが、無理もないことだと思う。富山と違い、もともと路上を走る市電が無かった都市なのでドライバーが慣れていないということだろう。宿泊したホテルのレセプションに「覚えてほしい交通ルール」というチラシが置かれていて、軌道敷地内は走行・停車NG!と記載されていた。心配いらないと思う。みんなすぐに慣れるに違いないから。富山市、宇都宮市に続く第三の都市が早く出てくることを期待したい。はたして何処になるのやら?

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