森のひとりごと

2019年12月11日

2019.12.11

 以前にこのブログに書いたわが家の不気味な電動歯ブラシがいよいよ本気を出し始め、スイッチを消してあるのに時々激しく作動するようになって来た。以前は充電中に「トントンツー」と音を出すだけだったのだが、今朝からは勝手に動くようになったのだ。OFFにしても動くのだから止めようがないので放置するしかなく、不安な気持ちのまま家を出できた。はたして帰った時にどうなっているものやら…。放電し終わってから廃棄することとしよう。
 
 さて、今朝出がけにもう一つ驚いたことがあった。一人で朝食を摂っているはずの父のところに顔を出したらとても分厚い本を読んでいた。表紙を見ると「富山連隊史」というもの。小さいポイントの文字のうえに、950ページほどある大部である。僕にはもうこんな大部の本を開く読書欲は残っていないが、96歳の旺盛な読書欲には驚かされる。一昨日はトラクターにロータリーを装着して梨畑を起こしていたかと思えば、今日は大部に挑んでいる。いくら時間があるとは言え、真似のできない暮らしぶりだ。戦争を経験した世代はかくなるものか。ここ数日宴会続きで落ち着いて読書をする時間を作れないでいたのだが、原田マハの新著二巻がページを開くのを待っている。今日は深酒せずに帰り、読み始めることにしよう。ただし、赤ワインをチビチビとやりながら…?

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