2026年1月19日

昨年、知人にもらって敷地内に植えていた蕗、冬になると寒さに負けたのか枯れたようになっていたのだが、小さな蕗の薹を芽吹かせていた。(冒頭の写真)
取って食べるにはまだ小さいが、ちゃんとしたフキノトウである。過日、隣家の奥さんからいただいたものと比べると大人と子供の様に小さい。隣家の蕗は何年も前に植えられたものだからなのか、あるいは土壌が違うからなのか、理由は分からないが大きさも緑色の濃さもぜんぜん違う。隣家からもらった立派なフキノトウはその日のうちに天ぷらにして食べたのだが、柔らかくて香りも強く、本当に美味しくいただいた。隣家の健康優良児にはかなわないけれど、わが家の健気なフキノトウも元気に育って欲しいと願っている。しばらくはその成長を見守ってやりたい。孫を(僕に孫はいないのだけれども…)見守るような心境でいる。
長女の名前は蕗子という。2月5日生まれである。彼女が生まれた日は日曜日で快晴の青空であった。いささか二日酔いであった僕は、朝9時頃に「ひょっとしたら、生まれるのかも知れない。」という妻に促され、休みで暖房の入っていなかった産院まで送って行った。独りで帰宅してしばらくすると、産院から電話がありあっという間に生まれたという。結婚して7年目に生まれた初めての子であった。待望の子の誕生であった。雪の下で成長しながら快晴の日に顔を見せてくくれた蕗の薹のようだと思いいたり、蕗子と命名した。(薹の字は難しくてかけなかったからである?) その日以来、いつかはわが家の畑の角か、庭の一部で蕗の薹を芽吹かせてみたいというかすかな夢のようなものを抱いてきたが、40年余が過ぎて実現したということだ。嬉しさにつつまれている。今年も良い年になりそうだ。こんな思いじゃ、わが家の初蕗の薹は食べられないなあ。それはまた、隣家の奥さんに頼むこととしようか。
(ついでの写真。年末に枇杷の木に果房を見つけたと書き込んでいるのだが、その果房から花が咲いた。いよいよ春かと思わされた。いやいや油断大敵。)




