森のひとりごと

2019年11月29日

2019.11.29

 今日の富山新聞に、僕が自身のブログ上で世界で最も美しい湾クラブの「富山宣言」なるものがかなりの悪文だと苦言を述べていることの紹介記事が掲載されている。興味のある方はご覧あれ。ところがその記事を見て驚いてしまった。ブログの中で指摘しておいた箇条書きのように1から7まで付番されていた部分が記事の中で紹介されている富山宣言の全文からは消えているからである。長い長い一文でありながら箇条書きのように付番するのはおかしいとした僕の指摘を受けて修正したのだろうか。今日の記事中では担当者の言として「世界総会で採択されたという性格上、文章の修正は考えられない」としていながらのことである。ちなみに英文の方も以前は付番されていたのだけれど今日確認してみると無くなっていた。はたして29の湾の代表者に連絡のうえ了解を取り付けて付番されていたものを取ったというのだろうか。そもそも英文ではカンマとセミコロンが使い分けられており、セミコロンで区切られた文章ごとに付番されていたのである。記事においては「忠実に直訳」したと反論しているようだが、カンマとセミコロンの使い方まで忠実に訳されているとは思えないのだが…。何れにしても、いったん公開されたものが、世界総会で採択されたという性格を鑑みたうえで修正されたということか。自ら修正は考えられないと言いながら、こっそりと修正していることは如何なものかと思わざるを得ない。この書き込みを見た担当者はひょっとして「付番された数字を消すことは文章の修正にあたらない」と言うのかも知れないなあ。もしもそういった抗弁をするとしたら…、そういうのを恥の上塗りと言うのだと言っておこう。どう言おうと宣言文に手を加えたということになることは論を待たないからだ。

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