森のひとりごと

2023年6月26日

2023.06.26

 夏至の日の前後、1年で一番北側に夕陽が沈む。嬉しいことにわが家の物干し台からは梨畑越しに夕陽を楽しむことができる。冬至の頃に沈んでいく方向とはずいぶん違うことに今更ながら驚かされる。夕方まで農作業をして慌てて入浴を済ませ、18時30分頃までに夕食を終えるとそれからが夕焼け鑑賞タイムとなる。もちろん冷えた白ワインかスプマンテが必需品となる。19時前後は何機もの旅客機が飛び交うので、夕焼けに染まる空に飛行機雲を描いていく様子を見るのも楽しみだ。夕陽が沈み切った後に最も美しく夕焼けが広がる。その頃には酔いも手伝い、連れ合いが小さな音で流してくれるジャズに身を任せることとなる。至福の時である。有難いことだと思う。そして翌日は早朝5時30分頃から農作業の開始となる。まだまだ梨農家とは名乗れないけれど頑張っている毎日なのだ。

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