森のひとりごと

2026年7月28日

2026.07.28

 ヒヤヒヤものの大失敗をしてしまった。早朝からの梨畑の防除作業(消毒作業)中の失敗である。噴霧しながら畑の中を移動していたところ、エンジンが停止してしまい、噴霧どころか移動もできなくなった。すぐにガス欠ではないかと気づき、油糧計を見てみると案の定すっからかんで「0」を指していた。ディーゼルエンジンはガス欠になるとエアー抜きをしないとダメだったのではと頭をよぎったものの、作業所から軽油を2リットル持ってきて補充してみた。案の定、セルは動くもののエンジンは始動しない。それでもと思いもう2リットル追加してみると力強くエンジンが始動し、その後の作業をスムーズに終えることができた。このエピソードをいつも相談に乗ってもらっている隣家の生産者に話すと、「昔はガス抜きしないと掛からなかったけれど最近のエンジンは大丈夫なのかねえ。」とのこと。取り扱い説明書をじっくり読んでみると、「ガス欠の場合はエアー抜きが必要」とされていた。僕の場合、何らかの幸運が作用して奇跡的に掛かったのだろうか。ラッキーであった。考えてみると、18歳の時に初めて運転免許証を取った時から始動時の点検が大事と言われ続けて来た。それなのに73歳にしてこんなミスを犯すなんてなあ。人間はどうしようもない生き物だと思い知らされた。いや、人間はではなく僕がである。ちなみに隣家の先輩からは次の言葉をいただいた。「俺は作業を終えたら車体を洗車しノズルをチェックして、次の作業日のために燃料を満タンにしているよ。」とのこと。深く反省させられる言葉であった。猛省。猛省。

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