2023年6月6日
今年もこの季節がやってきた。冒頭の写真はわが家の道路沿いの石段に植えてあるツツジの様子である。庭の中にもツツジがあるのだが、板塀の外に生えているモノの咲きぶりが見事で嬉しくなる。何にも手入れらしきことをしていないのに毎年きちんと咲いてくれる健気なツツジたち。立派な働きぶりだ。詩人の茨木のり子さんの言葉を借りるなら、「あと何回このツツジの模様を見ることができるのだろうか」とでもなるのだろうなあ。
さて、話題を変えることとしよう。先日、見るとはなしにテレビを見ていて面白い言葉を知った。コロナ禍の影響もあって、最近は派手な結婚披露宴が減ってきて少人数の参加者による静かな披露宴に移ってきているらしい。それを「ジミ婚」というらしいことは何とか知っていた。テレビでの放送は、最近はその「ジミ婚」さえもしないでただ入籍の届出だけをするカップルが増えているとの内容であった。そしてそういう形式を「ナシ婚」と言うことを知ったのである。そうか「ナシ婚」かと口に出してみて気付いた。僕も昨年「連れ合い」と入籍したのだが、わが家のケースもまったくの「ナシ婚」であった。僕らの場合はその入籍届のために市役所に行くこともせず、知人に頼んで提出してもらったのだけれどもね。毎日梨畑での作業に汗をかいている僕を気遣って何度か「連れ合い」が手伝ってくれたことを考えると、わが家の場合は「ナシ婚」ではなく「梨婚」と言った方がいいかも知れないなあ。
(最後にツツジの写真の拡大したものを掲載します。よく見てみるとツツジの中から雑草が顔を出している。チャンと草むしりをしなくちゃね。)