森のひとりごと

2019年9月10日

2019.09.10

朝から一人で苦笑いをしていた。まだまだ暑いけれどもう九月の中旬なのだからということで玄関に置いていたガラスの器を片づけて、うさぎが月を愛でている飾り板を出した。ここまでは良い。わが家の恒例作業。季節感を楽しめる時間なのだ。さて次は、ということで戸出善信画伯のリトグラフ「パリの夏」を「パリの秋」に換えようとしたところ、驚くと同時に苦笑いすることとなった。壁に掛かっていたのはなんと「パリの春」だったのだ。冬から春に換えた後、今日までそのままになっていたということ。こんな猛暑の年だったのに「パリの夏」を忘れていたとは。これも老いがなす仕業か。

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